新人ナースがよく気になるのが、先輩ナースや仕事ができるナースが持っているポーチの中身ですよね。グッズをナースポーチに入れる派と、ポケットに入れる派に分かれています。
ナースポーチはショルダータイプとウエストポーチタイプの2種類あります。ポケットの中に入れる派は、白衣のポケットに入れて使用するタイプのポケットケースを使うとごちゃつくことがありません。どちらのタイプが自分に合っているのかで選択すると良いでしょう。
肝心のポーチの中身ですが、病院で使っている「スケール表」を持ち歩くと便利です。新人ナースであれば、JCS、GCS、RASSあたりが載っている物が便利でしょう。
そのほかの便利グッズは「医療用デバイダー」。臨床経験を積むにつれて「この波形は心房細動か?それとも心房粗動か。それとも心房性期外収縮かな?」と心電図の判断に悩むことが多くなると思うので、デバイダーで心電図の波形を判断するのに役立ちます。
「瞳孔計付きペンライト」はICUでは超必須ですが、病棟ナースも持っている方がよいでしょう。ペンライト付きなら、夜勤の際にも役立ちます。
また、カテーテル類の長さを測ったりするのに「定規」も必須です。透明で、0㎝の位置が一番端にあるタイプが使いやすいでしょう。長いと使いにくいので、10~15㎝くらいがオススメです。
「印鑑」を使う場面も多いですが、訂正印付きの2Wayタイプが便利です。「駆血帯」は、たまにラテックスアレルギーの患者さんがいるので、ラテックスフリーを選ぶと安心です。
便利グッズを揃えて、できる看護師を目指しませんか?